「法覺院」ﾎ－ﾑﾍﾟ－ｼﾟへのバ－チャアル御参拝有り難く存じ上げます。

皆様方に少しでも当院を御理解賜り、宗教に対するん考え方を少しでも取り戻して頂ければ
幸いに存知ます。

先ずは、自己紹介から簡単に御話を致しましょう。
私は、宗教法人「法覺院」の代表役員・当院住職を（第四世）の大役を拝命致しております。
当院日蓮宗身延山派単立寺院「法覺院」の法燈護持のため、亦皆様の誠の心の平穏を願い
檀信徒並びに各役員・総代・協議委員等の皆様の代表として致しまして日々精進させて頂いております。
　
昭和二桁時代に生を頂戴いたしました、まだまだ若輩の身で御座います。
今日に至りますも、本来の仏法教えと現世の世代の思考の違いに苦慮する毎日であり、
如何にして現代の世情に合致した表現を駆使して御仏の教えを皆様に御伝えし、
更にはその実行を促し、実践して頂くには如何にすれば良いのか、
日々常に脳裏から離れる時が御座いません。

私が、常より最も重要視し思索に及んでいます事は、
「今の自分がこの世に存在する意味を御理解して頂く事で御座います。」
この世に一人の人間として生まれた以上、それにはそれなりの存在する意味があるものと考えます。
古今を問わず、世相におきまして悲しむべき事件が後を絶ちません。

祖父母・両親・子と脈々と引き継がれる中で、祖先崇拝の心を大切にする事が人の根本的な
道徳観を呼び戻すものと強く信ずる次第であります。

当院におきましては平成二十年元旦に「法覺院墓相研究院」を設立致しました。
　
御先祖様への報恩感謝を吉相墓地として、その菩提を弔う事の大切さを充分に
理解して頂く事が先ず第一と考えております。
そして、現代のニ－ズ・諸事情を充分に考慮した形での「吉相墓地の在り方」を研究・調査し、
皆様に御納得頂ける弔いの方法を模索するための教育研究機関であります。

現世の人達が本来の心を忘れ、自己中心的なものの見方や考え方を改め、
一人一人が互いに思いやる心を取り戻して戴くためにも、先ず自分の存在意義を理解し、
確かめ、自分一人だけでは決して生きてゆけないとの確信を確信を持って頂きたいと思うのです。

「人」という字を譬えてよく言われる事ですが、人は皆互いにもたれあい支えあい持ちつ持たれつの
心を大切にして、祖先崇拝への「道標」になればとの思いからこの「法覺院墓相研究院」設立に
及んだ次第であります。

皆様の心の拠り所の一助ともなれば望外の幸せに存じます。
当研究院は、墓相の研究を通じまして、老若男女すべての皆様の心の癒しと安らぎ、
そして心の開ける場所と致しまして、当院共々気軽に立ち寄れる空間を創造していきたいと
日々精進して参る所存で御座います。

南無妙法蓮華經